にほんのバンドのかたで、聴いててからだじゅう総毛立つようなひと、ほんとにひさしぶりだなあとおもいました。

mass of the fermenting dregs

mass of the fermenting dregs

デイヴ・フリッドマンプロデュースということば(大好物)に誘われて、聴いてみたらそれがひさびさにばしーっとキたのでその勢いでにっきに記しておきたいと思いますよ。MASS OF THE FERMENTING DREGSさん。
兵庫の女子の3ピースバンドなのだそうですが、公式のぞいたらベースとギターのひとおふたかたのプロフィールしかないのでくわしいことは定かではなく。(ほんとうに勢いでかいてます、すいません。*1)サンプルと一緒に届いた販促には「女版9○m!」なる謳いかたをされていて、9m○の苦手な俺はいやそれってどうだろうかと半信半疑で聴いてみたのですけれどいやコレがじつにかっこよかった。9○mかんけいない!この人たちの方が全然すばらしい!(こうふん)
上のさくひん自体は一聴してそれとわかるくらい立派なデイヴ仕事(リバーブ!)なのでちょっと試聴しただけで思わず即日購入してしまったのですが、もっと驚いたのはマイスペに落ちてたこのライブの動画でした。

タイトで、しかも3ピースとは思えない密度の高い演奏。CDだと女の子らしいお声のボーカルがややアンバランスに聴こえてちょっと気になったんですが、ライブだとこれくらい凛としたお声のほうがこの演奏に負けなくていいのかしら、と思ってみたり。そして何よりすばらしいなあとおもったのが、去年のフジ(ルーキーアゴーゴーに出演されていたもようです)の様子。

晴れの舞台でインストですよ!(しかもどうやらそれでステージをシメておられたぽい。)
いや、かっこいいなあ。新人さんでいきなりコレやられたらお客さんもさぞかしびっくりされたんじゃないでしょうか。いいなああああうらやましい!俺もライブみたい!さっそく日程を調べてみたら、せっかくお隣の県に住んでいるというのに近場の日程がぜんぶ無理なひばかりでして、じっさいの演奏をはいけんする日はもうすこし先にりそうなんですけれど、でも近いうちに必ず生でみたいなあとおもいますよ。でもってそういうふうに思えるひとたちにひさしぶりに出会えたので、いまなんだかとてもうれしい。ありがとうMASS OF THE FERMENTING DREGSさん。俺はこれから彼女たちをおうえんしていきたいとおもいました。
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よもやま。
デイブのしごとといい、全体に漂うふんいきといい、なんかそれっぽいなあと思っていたら、ブックレットに加茂さんのお名前がしっかり載っていて、なんだか抗えないようになっているのだなあと思いましたよ。テイストはじゃっかん違えど根っこはおなじ、つうかね。何年経ってもナンバガから卒業できないのねえ、と、ちょっと気恥ずかしくなりました。はははははは。(遠い目)

*1:後できちんと調べてみたら、ドラムのかたは去年に脱退されたようですね。動画見てもドラムかっこいいなあ、とおもったのに。もったいないですね。