ゴールデンカード。

この週末の松っちゃんの異様なまでのTV露出をみていると、なんだかかなしい気分になるよ。普段あまりみられない豪華カードが拝見できるのはもちろんすばらしいことだけれど、見てて居心地わるいなあと。ゲストでおよばれとか、なんかあんまりそういうの似合わない。
それでなくても僕はこのところ松本浜田両氏のお顔をみていると、とてもつらい気分になるんだ。
なんでかっていうとね、この2か月くらいの間に、この方々のDVDを総額7まんえんくらい万引きされているからなの。4がつと5がつに1かいずつ。いちどに4ほんとか。もうね、そうなると万引きっていわないよね。それって、もう窃盗よね。
なんかね、ヤンキー(この表現は田舎だからこそリアルにあてはまる)のひとって、すきよね、松本浜田さんたちのこと。もちろん、お二方は大人気だから、そうじゃないかたたちもお好きでいらっしゃるんだけれど、でもなんかもう俺のなかじゃあ松本浜田さん=ヤンキーなの。もうそうなっちゃったの。だって防犯ビデオに映る窃盗団のかたたちが、いかにも作業服のにあう、不幸そうなおにいさんたちだったから。
わすれもしない4月のおわり。俺は泣きながらビデオをみかえしたの。目がちかちかするのも我慢して、一生懸命みかえして見つけた。そこにうつっていたのがとても残念な光景だったせいで、俺はいまだに自分がゆるせないでいるよ。
そのひは新譜の発売日でね。どうしても、一刻もはやく聴きたいと思ってた新譜のはつばいびだったから、休憩時間にごはんをたべるのもそこそこにして試聴機できいてたの。そう、バトルズのアルバム。とてもたのしくってわくわくしながら聴いてたの。そんなだから確かにまわりのことなんかきにしてなかった。そしたらそんときにね、盗まれてたの。俺がおなじ店内でバトルズ笑いながら聴いてたまさにそのとき。ふたりぐみの若人が平然と盗んでかえっていくさまが。しっかりと。ビデオに。防犯ビデオみながらしにたいきぶんでいっぱいになりましたよ。しかもヤンキーちょうわらいながら店出てってたし、俺もしらないで笑いながら試聴機聴いてるのが映ってるしでよけい腹たってね。
で、店長におこられたり警察のひとに指紋とられたりとかそれにかんしてその後いろいろとあって。それでなんかもういいや、ってなっていまだにバトルズのアルバムも聴けないでいるのです。なんか悔しいから。もうジャケットみただけで、犯行映像おもいだしちゃうから。だってそのたびにしにたくなるんだもの。いわずもがな、連れ去られた松本浜田さんたちの姿をみてもおなじような気分になるわけで。バトルズも松本浜田さんたちもぜんぜんわるくないのに。
で、またそのあとにもまたおんなじようにごっそり盗まれてね。ほかのDVDはぜんぜんだいじょうぶなのに松本浜田さんだけ。
また盗まれたのか!って叱られたりしてね。ていってもね、盗みにきてるひとはそれはみつかんないように盗みにいらっしゃいますからね、わかんないですよそりゃ。俺も四六時中そこだけみてるわけじゃないですから無理ですよそんなの。つうかまさかまた盗みに来ると思わないじゃない。どれだけナメられているのかうちのみせ。あんまりじゃないかとおもうよ。ああもうくやしい。ほんきでくやしい。
そういったぐあいでなんだかへんに「ヤンキー〜松本浜田さん〜バトルズ〜しにたい」ていう思考回路ができてしまっているので、おかげでこの週末はとてもどんよりした気分ですごさせていただいたのですが、松本浜田はともかく、そろそろバトルスはその回路からはずしたいなあと。心からそうおもっています。聴いたらぜったいたのしいのはわかってるのになあ。でもたのしいぶんせつなくなるの、きっと。
どうせなら、単独でお見え(になるといいなあ)のときまで聴かずにおけばいいんじゃないかとうっすら思ったりしています。それでもライブじゅうぶんたのしそうだし。だめか。そんなんじゃだめなのか。(泣きながら)
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ところでBATTLESの日本語表記はバトルズ、バトルスどっちが正解なんでしょうかねえ?

EP C / B EP [2CD] (WARPCD141)

EP C / B EP [2CD] (WARPCD141)

EP C/B EPのころはバトルズ。ミラードだとバトルス。
どっちかっていうと、バトルズのほうがすきだなあとおもいます。バトルスって、なんかいいにくい。