どうそうかいにいきました。

いつもお正月はただひたすら会社とおうちを往復するだけの俺ですが、ことしのお正月は三が日の中日に同窓会というスペシャルイベントがございまして、せっかくですので参加して参りました。
地元の保育園→中学校ずっといっしょだったみなさんの同窓会。(1クラス31めい)
わたくしどものクラスはひじょうになかよしで卒業してからもやたらみんなで遊んでいた記憶がある*1のだけれど、みんな進学やら就職やらでそれぞれバラバラになってからはとんとあわなくなり、俺じしんもしごとがいそがしくて誰とも連絡をとらないあいだにすっかり行方不明あつかいされていたので、みなさんにあうのは6年ぶりとか7年ぶりとかそんなの。
ひさしぶりにあってみると、男女ともにそれほど外見もかわっておらず(というか知ってるすがたのまま老けてた)それほど違和感はなかったのですが、中身はみなさんすっかりかわってしまわれていて、ちょっとどきどきしました。奥様やお父さんをしている人たちの抱える、たのしかったりや世知辛かったりする話題にはなかなかについていけず、かといってそれほど生活環境にかわりがないので、とくにこちらから話題提供するネタもなく。ここで俺の日々のせいかつぶりなぞはなそうものなら全員きょとんとするだろうなあと、じぶんのあまりの浮きっぷりに軽くへこみましたよ。ええとこに嫁にいったこ、社会人になってからはじけたこ、けっこんしていろいろ苦労をかかえてしまったこ、いきなり県外に嫁いだと思ったらネッ婚だったこ、それぞれが持つネタを、よっぱらった勢いでここぞとばかりにぶちまけるお友達たちを「おいおいみんなエラいことなってるなあ」と半笑いで観察していたら、那和くんにばれて「おまえはそれだからダメだ」とこんこんと説教されました。
おまえもうすこしどうにかしなさい、嫁に行く努力をしなくていいのか、俺はおまえがそんなだからおばちゃん(路子)にあわす顔がない*2、と延々としかられるので、しんぱいしてくれるのはありがたいが、ああどうして俺はこのひとにこんなにしかられなければならないのか、とたいへん不服に思ってかえったのですが。きょう、ねんがじょうをだしにしぬほどやる気のないかっこう(起き抜けでメガネでこきたない服)でフラーっと郵便局へでかけたらばったり那和くんに遭遇し。なんだかいっぱいパンフレットをもっているので何をしとんのかと尋ねたら
「学資保険組みにきた」
といわれれたので、たいへんなしょうげきをうけましたよ。ああ那和くん!きみはもうそんなハイアーグラウンドにいらっしゃるのか。ならば俺のようないきものは叱られてもしかたないきがするよ。…なんだかね、同窓会にでてなにかを根本的にかんがえなおさなきゃいけない気がしてきたのだけれど、そのなにかがいまの俺にはもうすでにわかりません。わからなくなっています。
あと、うちの担任はむかしからいろいろとようすのおかしいひとだなあとおもっていたのだけれど、飲みながらいろんな話をきいてみると、じつは総連のエラいひととつながっている、その関係で退職後はまいとし北ちょうせんに出かけている(ボランティアかつどうにいっているらしい)などたいへん興味深いネタのオーナーであることが発覚しまして、その場にいた全員ドン引き。おもしろいので、とちゅうからおともだちそっちのけで延々担任とはなしておりました。そんなんだから周りから浮くのはじぶんでもじゅうじゅう承知はしていますよ。ええ。

*1:高校の頃とか冬季は15にんくらいあつまって毎週末鍋、飲んだくれて明け方帰る、とかしてたきがします。男子女子問わずチャリで集合、解散。チャリが大量に停まってるのを発見して「あ。きょうやってんだ」ってみんな集まるかんじでねえ。そういやあのころ携帯なんかなかったのにみんなきちんと集まってたけど、いま考えると凄いなあ。

*2:かつて毎週那和くんち(集会会場)で飲んだくれていたのは路子もよくしっているため。さいきんは地区の用事でよく顔をあわすらしい。