ねえねえ、上になにがあるの?

あらかじめわかってたんだ。
だって、発注書よんだら

昨年11月シングル「Transition」でデビューしたマンチェスター出身の三人組。レーベルメイトのバンドに通じるようなサイケ、ブルース、ソウルというような60年代的要素は全くなく、基本的には緩急があり轟音ギターが鳴らされるポスト・ロック。ただし静寂とノイズが織りなすドラマティックなサウンドというよりも、ハッピーマンデイズを彷彿とさせるようなぶっきらぼうなヴォーカルもそうだが、いかにもマンチェスターといえるフロアを意識したタイトで性急な攻撃ビートが特徴。ジョイディヴィジョンがポスト・ロック化したとでもいうような感じか。(抜粋)

なんてかいてあるの。もう「喰え」って差し出されてるようなもんですよ。いや、書いてあること無茶苦茶だけど。でも、食べる前から俺の大好物なのはわかってたんだ。わかってた。だから国内盤EPが出たら買おうと思って楽しみに待ってたんだけども。
こんなに大好物だとは思わなかったよ、LONGCUT。フロム デルタソニック
このたびネット復帰にあたりまして、お家でケーブルTVに加入してもらったのね。でついでにWOWWOWも映るようにしてもらったの。だから、今日の晩家族にやいやいいわれながら居間でフジ特集をみてたのね。そしたら出てくるじゃないですか、ロングカットさん。めちゃくちゃカッコイイじゃないですか。ギター!タンバリン!そしてメンバーの華のなさ!どこをとってもさいこう。ほどなく家庭内の圧力に負けてリモコンを剥奪されまして(つーか、俺(29)がロングカットさんを見ながらあんまりハシャいでいたので家族にキモがられた)フジ特集途中で見れなくなっちゃったんですけど、拗ねた俺はそっから調べました。お部屋に籠もってインタネッコで調べ倒しました。そしたら、落ちてる音落ちてる音どれをとってもかっこよぎてですね、なんだかどうしていいのかわからんくなってきましたよ。もうあれですよ。マッドチェスターの音ですよ。完全フロア仕様。でもライブ音源で聴ける走るギターは確かにシカゴあたりのポストロックの人たちに似てるし(シーアンドケイクとかポスタルサーヴィスとかあのへん)おセンチさはニウオーダ的でもあります。なんだか底が知れません。素敵すぎる。だからもっといろんな音源が、聴き、たい、の。ぎゃー。
…しかし、この音のすばらしさの割には、現状世間様のリアクションが薄すぎやしないかと不思議でなりませんよ。検索かけても情報が少ないの何の。えー。なんで?WOWWOWみたぶんにはフジのライブもよかったぽいのに。あれですか?いまはソニイさんがフラんつやMEWやSWITCHFOOTの宣伝で手一杯で手がまわらないからですかね?なーんて。世間はどうあれ構いません、こんないいもの逃す手はありませんって。もういまから「EP発売したら試聴機いれてアルバム出たら死ぬほど売ろう」て青写真で俺の頭のなかはいっぱいですよ。たのしい。たのしい。今年頭のパーテーさんのときも然り、こんなバンドがいらっしゃるから俺はシーデー屋の仕事がやめられません。ふふふ。すきだー。だいすきだー。