あさ目が覚めて。
さいきん全然みていなかったエムテーベーをつけてみたらのっけから眉毛兄弟の新曲とゴリラズの新曲が立て続けにかかるからわなわなしたりしたのです。なんだかんだでこの10年間第一線にいて、新作が出るとどかー!ってプロモ組まれて。本当に大物さんなんだなあ、って。例えばパーテーさんとか(いや俺は愛して居るんだよ?)もっそい売れてる今をときめく新人バンドさんが10年後もこんな形で巡り会えるかとおもったらきっとそんなことはないのだ。ないんじゃないかな。とおもうのだけど。思いかえせば当時アホみたいに売れていたもの眉毛もデーモンさんも。そりゃくらべものにならないくらい。
…10ねんまえ。おれはすでに大学の帰りにレジッこバイトとしてウチの会社に在籍していて。当時は輸入盤がとってもお求めやすくって(1500えんくらい)この転がってる人のジャケや、歩いてるひとのジャケはなんでこんなに売れるのか。とか、それと知らずに有線(先輩と結託して勝手に洋楽チャンネルにかえたりしてました)で流れるワンダーウォールやビートルバムをわあいい曲だなあ!とおもったりしていたのです。素直にすきでした。ええ。僕は電気がだいすきでテクノをきくよ!な子だったワタクシは、そのうちオアシス狂でビートルズヲタの先輩に誘われ、魅惑のブリットポップの世界(当時ブーム終焉間近)に引っ張り込まれていったのでした。…懐かしいなあ。先輩がいなかったら今の俺はいなかったですよ。ありがとう先輩。ありがとう眉毛抗争。でもってやっぱいまだに眉毛兄弟、デーモンさんの新作!と聞くと発注書にとんでもな数をぐりぐり書き殴る自分がいるのです。抗えません。やっぱなんだかんだで凄いのです。10年経っても眉毛さんはあいかわらずだし、クリップはへんてこなことになってるし(舞踏会チック。なぜかステージにはオアシス。そしてリアムの歌い方はあのまま。)ゴリラズはまたソツがなくって「またこんなのやって!」って音。ほんとう正反対でわらいました。でもってその次に流れた曲がケミカル兄弟feat.ケレたんだったりしたのでまたわなわなしたりしたのですよ。ケミカルもふくめ10年選手に囲まれて佇むケレたんを想像したりしてちょっと笑ったりしたのです。(もうそう)
このさき10年後なんてどうなるかわからないけどがんばってねパーテーさん。