いつもこころにドラゴンを。

今まで俺はだれにもいわなかったのだけれども、クォン・サンウという人が好きでね。あれ?グォン・サンウだっけ?まあどっちでもいいんですけども。韓流スターですよ!韓流!ああおそろしい。
俺は母・路子が割と早い段階で冬ソナにハマりやがったおかげで、そして勤め先が勤め先だったせいで、やれBOXの予約だサントラを買ってこいだとおつかいを頼まれていたので、誰がどの人だとかなんかもういろいろ、さして好きでもないのに詳しかったりしたのですが、一切興味は無かったわけですよ。(路子が操作ができないゆえに)つき合ってDVD観たりもしてたんですけど「ああ、ややこしいお話だね、でどうオチがつくの?」程度にしかおもわず。会社のおばちゃんに「四天王誰が好き?」とか訊かれても、あ。俺はチャン・ドンゴンがブッちぎりで!(理由:チョウ・ユンファににてるから)、とか適当に煙に巻いて過ごしていたわけですけれども。なぜかクォン・サンウは気になって気になってしかたなかったわけですよ。なーんでかなー?どっちかっていうとブサ(略)
と思って自分でも不思議でならなかったのです。今までは、今日までは。
今月の映画秘宝をぱらりぱらりとめくっていて思いがけずその答えにぶつかりました。この人こんな映画に出てるよ!

【ストーリー】
1978年マルジュク通りの春、ヒョンス(クォン・サンウ)は江南のチョンムン高に転校する。
チョンムン高は先生の暴力と学生たちの間の勢力争いで悪名高い問題学校。
ブルースリーの熱血ファンという理由で手のひらを返すように友達になった模範生のスヒョンと学校のボス、ウソク(イ・ジョンジン)。

うわあああああああああ!また!こんなとこにもドラゴンが。正月に続いてまた!またドラゴンになりたい人の映画ですか!あわわわわわわ。…そうか!きっと俺に内蔵されている「ドラゴンになりたい」レーダーが作動したんですよ!だからいままで見向きもしなかった韓流スター様に夢中になったり(夢中なのか?)したにちがいないよ!きっと!きっとそうなの、だ。(動揺)
しかしなんなんだろう、このどうしようもなさそうなあらすじ。秘宝でみた写真もね、舞台になる学校の指定ジャージがトラックスーツにしか見えないデザインだったりしてね、本当にどうしようもなさそうな感じでね、俺はちょう観たいんですよ。今年の夏に公開ですってさ。わあ、暑苦しそう!またキテレツな展開故に韓流マダームたちのあいだでは非常に評判が悪いらしいと。完璧すぎる。なんでこんな映画にでてるんだろう?このひと。でもこれなら俺も安心していえるね!俺はクォン・サンウが大好きさ!うん!だいすき!…ぜえぜえ。ああ、なんか心臓に負担が。
とはいえ。このところ異様に「ドラゴンになりたい人」に憧れまくってる俺ですが、本家の作品を生まれてこのかたいっさいみたことがないのですよ。それじゃあ、この萌え加減はなんなのかと自分でも小一時間問いつめたいかんじ。なんなんだろうこれ。神様(このばあい神=リーさん)が呼んでるんだろうか?
…やっぱりまず本家のほうから観なきゃだめなのかしら?