雨曝しなら濡れるがいいさ。

ライブが終わって外は雨。どうしても吉野氏に「アナタのギターはヤバイです」と伝えたくて(伝えんでもいいのに)待ち伏せすることに。良識のある大人はフツウこんな事しません。大人客の多かった本日だけに、出待ちッコは米レコさんとお友達だけ。そのお友達も終演後会場にたまたま居たのを見つけてそのままたぶらかして無理矢理連れていったので、実質俺だけといっても。…まあフツウ屋根のないところで雨が降ってる中傘も持たずに待ち伏せするバカはそうそういませんがね。
通りがかった男子2名が出待ちしている我々に気づいて、その子たちもそのままそこにとどまって結局出待ちっコは2組。彼らは軒下に潜んでましたけども俺等は雨ざらし。雨で米レコさんの頭もぺったりカッパみたいになった頃、メンバーの皆さんがお出ましに。「うわー。雨ふってんなー、屋根入ろう屋根」と吉野氏がおっしゃってくださり、いったんお隣の建物の軒先に入って少しだけお話出来ました。「雨降ってるのによくいたねえ」いやいや、それよりこんな雨の中面倒だろうに吉野氏はニコニコニコニコしてらっしゃる。握手をしていただきながら俺(頭の弱い子)は「吉野さんのギターはホントに鉄の音がしますね」と身も蓋も無いことを言い。「だってギターの弦は(俺と吉野氏ユニゾンで)鉄で出来てますからね」…んー。そゆのとはちょっと違うんですよ、吉野先生。ともかく先生のギターはオイラにとってスペシャルなんですよ。雨が降る中、わざわざバンの窓を開けてブズ濡れの我々(バカの子)に笑顔で手を振って、吉野先生は雨の街へ消えてゆかれました。
またライブをみにいこうとおもいます。