俺は洋楽を本格的に聴き始めたのが99ねんのおわりくらいからなので、↑の曲をきいてたころとか01、02ねんくらいにかけては、もうちょっとでもどこかで誉められていようものならわけもわからんと手当たり次第にいろんなバンドを聴いてたんですけど、当時はどうしても重いものが聴けなかったんです。そのころはなぜか重いギターとビートはどうしてもたいくつにきこえてしかたなかったの。だから発売当時大絶賛されてた前作はちょっと聴いて「うわ!暗!」とおもって素通りしてたんですけども。TOOLが。TOOLのあたらしいのがエライことになってますよ!
米レコ時代の同僚ちゃん(番長&輸入盤Sさん)によるヘヴィロック英才教育のおかげで、前作と違って今回はぜったい拒否反応なく聴ける自信はあったので、サンプルが届くのをいまかいまかと待ってたんですが。初回盤のきちがいみたいなパッケージ(お店でかくにんしてください。)のおかげでバイトっこたちも興味津々で。え?どんなのか聴いてみたいの?え?お店でかけてみてもいい?ほんとうにいいの知らないからね!ってわくわくしながらデッキにいれて5分後。
売場からお客さんのすがたがきえました。
…その後バイトっこたちにも真顔で止められたので、あとでこっそりヘッドフォンできいたんですけども、みなさん発売されたらだまされたと思って試聴だけでもされるといいです。とりあえず冒頭4分くらいだけでもじっと。俺はそっからずっと鳥肌がとまんなくなりました。もうだって気持ち悪いんだもの。詰め込まれた音の多さ。(1曲が平気で7ふんオーバーだったりするんですけども、後半へむけて加速度的に音数は増えます。)加えて聴く側の予想の遙か上をいくプログレ的変則展開。休憩じかんに頭4曲くらいこっそり聴いたのだけれど、1曲のうちにスコンと意識が抜ける瞬間が何回も何回もあるせいで聴いている間はずっと目が泳ぎっぱなしかつ笑顔だったらしく、周りの人たちにものすごく怖がられました。(ほっとけ。)
過去作をきちんときいていないので、新作がたのしく聴けるのは俺のヘヴィ耳が育ったせいなのかそれとも新作がほんとうにヤバイからなのか、そしてかつての俺がそうだったように世のみんなはコレをたのしく聴けないものなのか(聴けばいいのに。)アルバムに詰まっている音がともかく奇怪極まりないので俺にはよくわからないのですが、どうかんがえてもサマソニはリンキンなんかよりTOOLさまをヘッドライナーにしたほうがたのしいんじゃないのかなあとおもいました。やっぱインドアのトリとかになんのかなあ。外のほうがぜったいたのしいとおもうのに。
でもってメイナードせんせいが
この

ビジュアルででてきてくれればいうことはないです。
新作は来週はつばい。

10,000デイズ

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わああああああああ!俄然サマソニいきたくなってきた。絶対やすむからなーみてろよー。