きのうはお店に取引先の営業さんがやってきましてね。いろいろ商談をしてたわけですよ。このタイトルは何枚頼みますからサンプルくださいよ、とか返品条件つけてくださいよとかそういうのん。で、いろいろお願いしてたんですけどもいっこうに埒があかねえの。
えーと。ストレイテナーを○まい頼むんで。サンプルと返品条件をーくださいー。
「あー。今回東芝さんからサンプル条件でてないんでいただけるかどうか」
えーとー。じゃあ、LCD SOUNDSYSTEMもですかねー。
「そうですねー。そちらも確認してみないと…」
あー。じゃあ、このー、クイーンのジュエルズ2とかいう胡散臭いの返品つけてもらえますよねー?
「あー。今回なんにも東芝さんからお話しいただいてないんで持ち帰って検討を…」
(以下無間ループ)
お前はメーカーの伝書鳩か!
腹の底でお互いに「役立たず!」「そんなもんばっか売ろうとしてないでもっとふつうに売上あげろよ!*1」て罵りオーラが出ていて商談どころじゃないよなあ。
あー。めんどくせえ、同じ事言っとけー。て態度が丸わかりの営業って、どうなんだろ?社会人として。実は先代の営業さんが物凄く音楽に造詣の深い人で「そうですね、そのタイトルはやりたいですよねー」ってガンガン無理していろんな条件を強奪してきていた人だったので余計にダメな感じが目立ってしまい。あのねー、メーカーさんが条件くれないんじゃなくってあんたのスキルが、あんたの努力が足りないだけなの!
要約すると「何でも無理せず無難に商品売ってりゃいいんだよ田舎の小売は!」て事をしょっちゅう言われる。あんたはそういうけどさ、田舎にも音楽好きな人は住んでてCD買いに来るんだけど?買いに来てちゃんと試聴機入ってたらうれしいじゃん。実際ウチそんな商品ばっか売れてるんだから。いいから1回ウチのレジに1日入ってみ?引くから。
とはいえ。どんなにそいつを呪っても、ウチの窓口はそいつやそこの会社なのでどうにか上手いことやっていかなければならず。実際、メーカーや問屋も不景気で大変なのは承知しているしね。だから無難な商品しか売りたくないんだよね。
そしていろいろなことを頑張っても、結果売上でしか判断されないので(内部でも外部でも)俺は文句ばっかいってないでもっと頑張らなければいけないのでした。
商売っちゅーのはそういうもんだ。わーん。

*1:米レコはオリコンチャートの売れないかわいそうなお店なので。