店で東京事変さんのアルバムを聴いていて「なんじゃこりゃあ!」てビックリする。
ZAZENに参加なすったのをきいていて、ああ、椎名さんはどこに行っても椎名さん以外の何者でもないのだなあ、と改めておもったのだけれど。けれども事変は一応バンドなわけですよ。林檎ピンとは違うわけですよ。でもあの方の声が入っただけで林檎ピンになっちゃう!そうおもっておったのですけれど。
凄いなあ事変。入ってる曲もバラッバラ。演奏もバラッバラ。それぞれのパートがそれぞれのベクトル向いてて振り切れてる。そうじゃなきゃ椎名さんの声に負けちゃうもんねえ。バラバラ具合が凄く上手くハマッてる。面白いなあ。カッコいいよ、事変さん。
俺はデビュー〜無罪の発売まで物凄い聴きまくって勝訴でついていけなくなったクチなので。俺は最近の椎名さんは本当に苦手で、窮屈そうに見えてつらかったのだけど、事変さんはとても楽しく聴けた。とても健やかな音だと思う。
楽しかったので売り場から勝手に1枚持ってきてパリパリ袋破って試聴機に突っ込んで帰ってきましたよ。*1
凄く凄くたのしい。
おかえりなさい椎名さん。あなたはやっぱりギターの音がとても似合うよ。そして椎名さんを支えておられる紳士の皆様方は本当に男前ですね。とてもいいバンドだと思いました。

*1:サンプルがCCCDなのでお店でかけてると試聴機に入れられないから。両方を、となると自前を切らなければならないわけですよ。憎いよCCCD。