うわ、怖っ!

コレみて血凍りましたよ↓
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040716-00000281-kyodo-ent

そう!CD屋とか本屋とかソフト産業業界で一番怖いのはこういうトコなんですよ。
アート志向というか、いい物を置きたい、いい店を作りたいって志をもったお店が一番にぶち当たる問題は

在庫と売上のバランス。

そりゃいいもん置きたい、ってのは当たり前なんだけどコレがうれなけりゃいっくらいい物置いてても店としては失格。だって自分ちのCD棚じゃないんだもの。置くからにはソレをきちんと販売できるだけのお店の実力が必要なわけです。

…でもさあ、その点に於いちゃ青山ブックセンターって国内最強だったわけでしょう?
いよいよヤバイじゃん、この業界。*1
CD屋だってうかうか笑って見てられませんよ?
一時期タワーが新店舗パカパカ出店してたのだって、たぶん売上維持のためだし、アレ儲かってるから店増やしてるワケじゃないですから。*2そもそも今資本は本国のタワーがガタガタになっちゃったから運営は日本の某大企業がやってるわけで。

大手が不動に見えてもいつナニが起こるかわからんよ?

アマゾンとかそんなんでお手軽にお買いモノ、なんてやってたら今にいろんな店がポコポコ消えますよ。特に趣味性の高い店なんかから続々とね。志は高かろうと商売は商売、儲かんなきゃ意味ないんですから。

在庫と売上のバランス。*3ウチも抱えてる問題です。
しかもウチだって割と深刻だったりします。

みなさん、CDでも本でもなんでもいいから街のお店で買いましょう?

…うわあ。ほんと怖くなってきた…


このニュースが業界と消費者の皆さんの意識に一石を投じてくれることを祈ります。
だってあまりに惜しいよ、コレ。

*1:洋書ってたぶん返品効かないしなあ…在庫めさめさ増えたんだろうなあ…

*2:単純に1店増えればその分会社全体の業績は増、ってことですよ

*3:例えば。儲からないと仕入が出来ない。売上落ちた。けど新譜は続々でる。新譜入れないとダメだからその代わりに店にあって当然の定番を入れない。定番分の利益が減る。でも新譜が出る。入れきゃ。でもお金が。…無間地獄。