東京の街にでてきました。

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きのうのうちに無理やりあたらしいおうちへ越して、息つく暇もなく朝イチの新幹線に乗ってトウキヨへおでかける。
入社しきとそのあと2週間のけんしゅうと。もちろんそのあいだおうちには帰れないから、おびただしい量のにもつを引きずって電車を乗り継ぎ乗り継ぎ目指せ本社は東京銀座。え、なにその罰ゲーム?

この前会ったときにはこわい顔をしてぼくのこと品定めしてたおじさんたちが、きょうはやけに親しげにぼくのなまえを呼ぶ。つい2週間まえは別世界のひとにしか思えなかったというのに。ぼくの顔をおぼえてることすら意外だ。そもそもなんでぼくが採用になったかもよくわからない。だって、いっしょに面接してたよくできそうなひとたちはここには居ないんだもの。
ふしぎだなあ、ふしぎだなあと小首をかしげながら、それでもずいぶんと伸び伸び研修を受けて、夜にはお高そうなお店でごちそうしていただいて、同期のひとたちといっしょに、みぎもひだりもわからぬ街をユルユル歩いてお宿へかえる。だれかが「これいかにも新入社員、て団体ですよね」て苦笑いしてたけど、間違うことなくその通り。そういや新卒んときもまんまこんなだったなあ、ておもったらきゅうにこそばゆくなって、ますますふしぎ加減がとまらない。
もう35さいなのに、へんてこなことになってきたなあ。

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はずかしいとこないように、みえてなくともそれでよし。ぼくはこのへんてこな日々をいきる。

この6ねん早送りするよ。

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2がつはずっとこの曲が脳内でエンドレス再生だったなあ、って。残り2日もきっとそんなかんじ。
この曲やビデオに漂う「ハイ、終了!」てかんじがすごくこわくって、きっと死ぬときはこういう曲が走馬灯とともに脳内をぐるんぐるんめぐるんじゃないかな?って、当時のぼくはそうおもってた。し、いまもそうおもう。

あ、いや、でもまだ死なないよ。

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この街を離れたら、思い出ばかり振り返ってるひまも、きっとなくなってしまうからね。

つぎの会社の採用がきまったのはちょうど一週間前。
前の日に面接受けて、エラいひといっぱい苦笑いさせて、ああコレは落ちたねまちがいないね!ておもってたから、採用のでんわがかかってきたときは軽いパニックになったのですが、事態へのパニックはいまだにつづき日に日に勢いを増すばかり。いま涙目でいろんなじゅんびをすすめているところ。
今週末にはお引越し。来週はじめにはトウキヨへ。先の見通しがまったくつかぬところに、ぼくの未来は、ある。
そういえば親元をはなれて初めてひとりぐらししたのもこんな時期だったな、てなつかしくおもいながら、そのころまいにち聴いていた、このアルバムを聴くのです。

図鑑

図鑑

このアルバムにつまったヒリヒリこそがくるりだったと、ぼくはおもうんですよ。
彼らはあれから大人になって、このいびつさはとうに薄れてしまったけどね。

御堂筋線にのって難波で降りていつもとようすがちがうことにふときづく。
ああ、そうかぼくきょうは天王寺からのったんだっけ。ふだんの逆っかわ。ああ、それだけでずいぶん景色がかわるんだねえ。
そんなことからすこしずつせかいが変わっていく。こころがざわざわするのであるよ。

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The King of Limbs

The King of Limbs

キドアム期の延長線上から抜け出さぬまま、どんどん淡泊になっていく先生たち。悪かないけど絶賛もできない、てのが正直な感想でしたでしょうか。やたらツタツタしてて、この音だとフィル先生がライブんときはどうなんだろなあ?て聴いててしんぱいになった。もっそい暇か、あるいは酷使されるのか。ある意味トムヨせんせいの不思議な踊りよりそちらのほうがたのしみなので、お早めに来日していただければとおもいます。

とぼけるなよ止まって見えるのは気のせいさ守るものはここにはなにひとつ、ない。
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CD屋やめてトットリへもどった理由もその後のせいかつもいっさいおしらせすることなく、ぼくはオオサカへ引っ越すことと相成りました。いちねんにひっこし2回のエグザイル。あははどうしよう。
きゅうに、それはもうありえない勢いで引っ越すことがきまったので、おともだちに引っ越しの件をつたえたら、
「あなたはどこぞのインディーズのミュージシャンみたいだ!」
ていわれました。賛辞だと解釈しておきたい。

そしてライフゴーゾン。

片腕かまきりvsぬこ

庭先でかっこいい片腕かまきりをはっけん「おおこれはねことたたかわせようぜ!」と嬉々とする34さい。即わしづかみ。

ねこ「おやコレはなんですか?」

その後くりひろげられた死闘およびねこの残虐さにドン引きしてあわててかまきりをたすけたら、逆にぼくが襲われてひどいめにあいました。ナウシカ気取りで「ホラ、こわく…ない」とかいってみたけど、逃がしてやるまでかまきりはいっさい攻撃の手を緩めず、てにはぎっちりかまの跡。ああ!死の恐怖をもくぜんにしたいきものはこわいね。こわいね。つかいきものいじめはよくないね!てこの歳でちょう反省したよ。ごめんね!かまきりごめんね!





アレなにやってるのぼく?

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せんげつ、しごとをやめました。12ねん勤めたCDやさんのおしごとをやめました。いまはじたく待機中。
野山と小動物と日々戯れ脳がこわれるそのまえに、にっきをかいておきますよ。綴れるだけかいておきますよ。
ではみなさんまたあした。

ひどいらくがき。

せんげつのちょうどいまごろ。
さまそにでの思い出をやっとこさしたためてみました。
さまそに2日めの思い出を8月8日の日記においておきました。
いっかげつ前のできごとを書き起こすのに、のこしていたメモ書きが写真のようなないようばかりでしたから、文章にするのにずいぶんと時間がかかってしまいました。いや、ほんとうはぼくがサボっていただけなのですが。それにしたって書き始めてからずいぶんと作業が進まず、難儀をいたしました。
あれー?むかしこんなにじかんかかってたっけなあ?
…その割にまったく内容がともなっていないのはご愛敬。というかあいかわらず。


今年のさまそにのかんそう。2日間通しての主なテーマはあのハゲの野郎!です。
うそです。ビリーたん、あいしてる☆
ではよろしくおねがいします。